斜めのふすま

2018年 ハリマニュース第9号 斜めの襖 コケ・曲がり

困ったときは畳屋さんに相談?

突然ですが、皆様のお宅に「開け閉めし辛くなっている襖」や「閉めてもお部屋の光が漏れてしまう襖」はありませんか?家を建てたばかりの頃はこんなことはなかった、いつの間にかこうなったという、所謂「年月」を感じさせる現象です。一体どうしてこうなるのかというと、襖が納まっている「枠」が歪むからなのです。(襖の反り・捻じれが原因であることもあります。)

枠の歪み方は色々あり、その原因も様々です。図はその中でもよくある歪み方の一例です。敷居が盛り上がってしまったことにより襖が枠にピッタリ納まらなくなっています。さて、このような状況を解決するにはどうしたら良いのでしょうか?枠を直せれば一番良いように感じますが、枠は壁と一体化しており、外すとなると大掛かりな工事になってしまいます。これを嫌がるお客様は多いので、襖を枠に合う形に作り直したり、既存の襖を削って調整したりと、あくまで襖を調整するようにします。そして、このとき作り直す襖は「斜めの襖」なのです。業界では「曲がりをとる、コケをとる」などと呼びます。この斜めの襖を正確に作れることが襖屋であるハリマ産業の強みであり、リフォーム案件でハリマ産業にお声が掛かる理由です。

更に特筆すべきこととして、採寸のエキスパート「畳店様」の存在があります。斜めの襖を作るには、まず歪んだ枠の正確な採寸が必要になります。これを行っているのが地域に根ざす畳店様であるということを、どのくらいの方がご存知でしょうか?次回は採寸のエキスパート「畳店様」のお仕事をご紹介いたします。

※掲載内容はあくまでハリマ産業のやり方・考え方であり、他社のやり方・考え方を否定するものではありません。
また、図は理解しやすくするために大袈裟に表現しています。


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