「ちいさな企業」 交流キャラバン

平成28年6月6日(月)、松戸商工会議所会館(大会議室)にて「”ちいさな企業”交流キャラバン」が催されました。中小企業庁より豊永厚志中小企業庁長官、苗村公嗣小規模企業振興課長、関東経済産業局より渡辺豊産業部長、高橋多佳美中小企業課長、松戸市より本郷谷健次市長、桑原靖雄経済振興部長、日本貿易振興機構(ジェトロ)より櫻井麻子千葉貿易情報センター所長といった錚々たるメンバーと、弊社を含む松戸市の小さな企業11社が一堂に会して対話・交流するという大変貴重な機会を頂きました。

“ちいさな企業”交流キャラバンは、中小零細企業が厳しい経営環境の中を生き抜き、且つ持続的に発展していくために「本当に必要としている対策は何なのか」、また「取り組むべき課題は何であるか」について対話式に紐解いていく交流会ということで、大変楽しみにしておりました。異業種の中小企業経営者が集まり、それぞれ自社の取り組みを紹介し、政策への期待や要望を中小企業庁長官に直にお伝え出来るというような機会は滅多にありません。当日は皆様の並々ならぬ努力を知ることができ、「大変なのは弊社だけではない」、「弊社にももっと出来ることがあるはずだ」と身の引き締まる思いでした。

緊張して思うようにお話し出来なかったこともありましたが、豊永長官は細やかな関心を示して下さいました。あちらこちらへ飛んで取り留めのなくなってしまう我々の話を1つ1つ記憶し、もれなく応えて下さるお姿に感動さえ覚えました。中小企業を牽引して下さっている方がどのような方なのかを少しだけ知ることが出来た貴重なひとときでもありました。大変おこがましいことではありますが、御手本とさせて頂きたいと思います。

オンリーワンを目指し、オンリーワンであり続ける為には世の中の動きに敏感になり、商機を見極めることが肝要であると再確認致しました。慎重になるべき時と勇気をもって踏み出すべき時とを見極める力を日々養いたいと思います。そして、持続的に発展していく為にも、設備投資やソフトウェアの更新などにも積極的に取り組んでいきたいと思います。

この度は貴重な機会を頂き、誠に有難うございました。

最後になりましたが、松戸商工会議所様には日頃よりご支援ご指導を賜り、この度の”ちいさな企業”交流キャラバンでも大変お世話になりました。弊社は補助金の導入や経営革新計画に積極的に取り組んできた経緯があり、中小企業政策に大変関心があります。皆様方から頂くお話を大変有り難く活用させて頂いております。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

ハリマ産業株式会社
代表取締役 大久保 謙一