平素よりハリマ産業をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
コロナウィルス感染拡大による自粛モードから、少しずつですが日常を取り戻しつつあるこの夏。皆様はいかがお過ごしでしょうか?弊社はこの非常事態下で実に多くのことを学びました。気付いた、という方が正しいかも知れません。苦境を乗り切るため思い切った社内改革にトライしたところ、社全体に危機感・緊張感が生まれていたこともあってか、想像したよりはスムーズに達成できました。戦利品とでも言いましょうか、この経験を今後の商売に役立てていきたいと考えております。
ところで、ふすま業界は歴史が長いこともあってか他業界に比べてデジタル化が遅れております。「ふすま屋だから…」と逃げてきた自分がいましたが、それはもうやめようと思うのです。勿論、デジタル化しないことには「しづらい」という具体的な理由があるのですが、それはどの業界も同じです。ITから出発した企業でない限り、これまでアナログでやってきたことをデジタル化しようとするときの壁には必ずぶつかっているのです。ハリマ産業は皆様の暮らしの中に生きつづける和室という文化を後世に遺すため、そしてそのために必要とされる企業であり続けるために、この時代を生き抜く努力を惜しまぬ所存です。
ウィズコロナ時代を一緒に乗り切りましょう!