平素よりハリマ産業をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
早いもので、今年も残すところ一ヶ月を切りました。2020年、世界は新型コロナウィルス感染拡大という未曾有の危機に直面し、日本でもこれまでの生活様式が一変するなど、それぞれが新しい時代に向けて必死に立ち回る一年となりました。そんな中、お蔭様でハリマ産業は創業50周年を迎え、このニュースレターを発行してからも丸三年が経ちました。皆様のお力添えに感謝申し上げます。
さて、そんな中、日本では菅義偉氏が新しい総理大臣となられ、経済的大打撃をうけた日本を背負って立たれました。菅氏が掲げる「中小企業の生産性向上」はハリマ産業にとっても急務といえる課題です。これまでのやり方やこだわりが通用しない時代に突入したと実感しております。苦労するだろうことは承知の上で、ハリマ産業は「生産性」「効率化」に切り込むつもりです。弊社は創業当時から機械化、IT化に積極的な会社です。しかしながら、日々の業務に忙殺され、また目先の売上に気をとられ、「新築に和室が搭載されない時代」を言い訳にあらゆることが感覚的な判断になっていることは否めません。今一度、社内を個々に分析し判断基準を数値化するなどして冷静に物事を見つめていく必要があると考えております。そういうことを考える余裕をもつことが生産性をあげることの意義でもあるとも感じます。ふすま業界の行く末は住宅着工件数や和室減少によってのみ決まるものではないはずですので、ハリマ産業は来年も一層の努力を惜しまぬ所存です。
話が戻りますが、このたび総理大臣に就任された菅義偉氏、実は全国襖工業会(弊社所属)の顧問でもあります。昨年12月、同会の幹事である池田和弥様(株式会社池田経師店 代表取締役)の企画で首相官邸に訪問することが叶いました。その際、菅氏との記念撮影に成功!その時はまさか総理大臣になるとは思ってもみませんでした。とても良い記念になりました。
左:菅義偉氏(当時 官房長官)と弊社社員 宮本とのワンショット
右:記者会見場の壇上でその気になっている宮本
2020年、大変な社会情勢の中、誠にお世話になりました。2021年も何卒宜しくお願い申し上げます。