平成29年6月6日(火)、7日(水)の2日間、地元中学校の男子生徒3名がハリマ産業にやってきました。就業体験です。
彼らは数ある職種の中から積極的に「襖屋」を選んで下さったそうです。襖屋の私たちが言うのもなんですが、どうしてこんな地味な世界に興味を持ったのか…。いまどき珍しい会社であるとは思いますが…。なにはともあれ、大変嬉しく思いました。
工場見学の後は「縁付襖(ミニチュア)」と「卓上屏風(紙蝶番)」の製作体験です。事前に使用する紙のデザインを選びにきて頂いておりましたので、製作はスムーズに進行しました。中学生とは思えぬ集中力と理解力で、出来栄えも完璧。襖屋はタジタジ。彼らのような若者がいれば縮小気味の和室業界にも活気が出るだろうに…と、真面目に期待してしまいました。
ハリマ産業での就業体験が彼らの将来に少しでも良い影響をもたらすことを切に願っております。
ありがとうございました。