2024年1月16日 23:19 エールフランス航空の深夜便で羽田を立ち、約15時間のフライトで17日 5:35(フランス時間)にパリ(シャルルドゴール空港)に到着。空港を出ると雪が降っており、暗いような明るいような、そんな幻想的な景色をタクシーの窓から見るところから2回目のフランスがスタートしました。事前に聞いてはいましたが、朝は8時頃まで暗く、日本の冬より過酷であると感じました。
前回から約半年という短期間で2回目の渡仏が決まり、大急ぎで準備をしました。フランス現地もホリデーとなるため、訪問先とのアポイントメントは日本よりも難しいものとなりました。小野章子アドバイザーと矢島照子アドバイザーには、お忙しい中で非常に手厚いサポートを頂きました。改めて御礼申し上げます。皆様のご尽力により今回は大きな成果が得られました。前回の訪問先でもあった会社とのコラボレーションが実現し、ハリマ産業製の建具が初めてフランスに向けて輸出されました。その後、コラボレーション先の新ショールームのオープニングセレモニーにもご招待頂きました。残念ながら参加できませんでしたが、現在もショールームに当社の建具が飾られています。
当社の海外展開は、世界に「襖」という言葉がまったくと言って良いほど知られていないという一点の事実からスタートしました。
今はほんの数人ですが「襖」という言葉を知るフランス人がいます。情報社会の中でこの出来事がどのように花開くか、それがとても楽しみです。
思えば、2018年に大阪で行われた全国襖工業会の総会からハリマ産業のパリはスタートしていたのです。御堂筋を歩いていた際、辻産業株式会社の辻社長から海外の話を聞き、衝撃と憧れを抱きました。いつかはハリマ産業も!とそのとき思ったのがここまで繋がっています。多くの方のお力添えがあってここまでくることが出来ました。この先、どこまで出来るかわかりませんが、温かく見守って頂ければ幸いです。