ハリマの発明品 No.1 ホルナス丁番

「ホルナス丁番」をご存知ですか?枠に開きの襖を取り付けるための金物です。業界の方なら一度は目にしたことがあると思いますが、この「ホルナス丁番」はハリマ産業の発明品です!枠に建具を取り付ける際、枠と建具の両方に金物(丁番)の厚みをなくすための掘り込みを入れなくてはなりませんでした。先代の社長である大久保敏行は現場工事で大変苦労し、どうにかして簡単に取り付ける方法はないかと考えていたところ、イギリスの建具にヒントを得て「ホルナス丁番」の開発に至りました。これにより掘り込み作業は省かれ、現場問題が飛躍的に改善しました。「ホルナス」という言葉は「掘り込みを入れなくていい」という意味です。

ホルナス丁番は和室建具からはじまり、今では洋室建具にまで幅広く使われています。発明品はハリマ産業の歴史そのもの。ものづくりの会社として、開発精神をいつまでも忘れずにいたいものです。